断続的に目が覚めていたような気がするが、とりあえずアラームの音で、4時に起床。身支度を整える。HiltonはロビーしかWifiが使用できないため、早めに降りてチェックアウトを済ませ、ロビーでしばしLINEとかfacebookを見たり、ニュースを見たり。
ロビーには、クロワッサンとジュースが置いてあり、勝手に食べて良さそうだったので、クロワッサンとオレンジジュースをいただく。クロワッサンは、さすがに焼きたてのホットなパンほどは美味しくなかったが、フランスにいると思って食べるせいか、それなりに美味しかった。ただ、やっぱり少し胃もたれした…。
さて、5時に空港までの無料のシャトルバスを予約してあったのだけれども、4時50分くらいに、ロビー前からバスが出ようとしていて、他に2組のお客さんが乗ろうとしていた。ちょっと早まったのかなーと思いつつ、まぁ、早めに着いてもいいし、と思って乗ったところ、運転手さんが何かみんなに言っているが、フランス語わからず。オルリー空港には2つのターミナルがあって、西を意味するOuestと、南を意味するSudなのだが、どうやらこのあたりの単語が聞こえたので、とりあえず、自分が行きたい「ウエスト!」と言ってみるもよく通じない。
バスはまずSudターミナルに着く。他の2組のお客さんが降りる。私は降りずに車内にいたところ、運転手さんがなぜ降りないのか?みたいなことを聞いてくるので、「Ouestに行きたい」と英語で言ったところ、「このバスはSud行きだったんだけど。」みたいなことを言われる。結局、「ノープロブレム」とかいって、Ouestまで行ってくれた。知っているフランス語を駆使して、「ありがとう。ごめんなさいね、私、フランス語はわからないの。」というと、笑顔で「いいよいいよ」みたいなことを言ってくれた。
さて、ターミナルに着くと、ガランとしていて、掲示板で確認すると、乗る飛行機のカウンターはだいぶ離れている模様。荷物を引きずりながら、Aカウンターを目指す。途中、ラ・メゾン・デュ・ショコラやラデュレのお店があるのだが、早朝すぎて開いていない。残念だなと思いつつ写真だけ撮る。
Aカウンターに着くと、大行列!とりあえず並ぶ。右は団体受付をしているようだが、割と年配の男女を中心に、全員がお揃いの黄色いスカーフをしていた。フランス人の旅行の目印は、バッヂとかではなくて、おしゃれにスカーフなのか、それともそういう宗教団体なのか、不明。
40分くらい並んで、やっとカウンターへ。一応Expediaのバウチャー画面をプリントアウトしたe-ticketを渡すが、日本語で書いてあるので、カウンターのお姉さんも、笑いながら隣の同僚に「ねぇ、これ読める?」みたいなことを言ってる。無事にチケットを発券してもらい、手荷物検査へ。
難なく通り過ぎて、お手洗いに行ったところ、あまりにもトイレがきれい、というかおしゃれで、思わず写真を撮る。女優の楽屋みたいな化粧なおしスペースもあったりして、かなり美しいトイレだった。
あとはおとなしくゲートの前で、搭乗開始を待ち、搭乗。前に並んでいたおじさんが、可愛らしいハローキティのカバンを持っていたのが印象的。
さて、今回の欧州内移動については、Expediaで安かったので、ビジネスクラスを抑えてあった。帰りの荷物の重さも気になったし…。ビジネスクラスと言っても、別に座席は変わらず、最前列の心なしかスペースが広いところで、3人掛けの真ん中が潰してあるだけの、なんちゃってビジネスクラスなのだが、席についてから飛行機が動き始める前に、客室乗務員の男性が「あなたのクラスにはこれが付いているから」と言って、紙コップになみなみと注いだ水を持ってくる。うーん、こんなに飲めないし、かといって離陸前だからテーブルも出せないし、ペットボトルじゃないから蓋もできないし、処遇に困る。結局、足に挟んだりして、離陸の間こぼさないようにハラハラしていた…。
離陸すると、しばらくしてミールサービス。どうやら、このクラスだと、メニューに載っている飲食品(普通は有料)が無料で食べ飲み放題らしい。かといって、朝からお酒も飲まないし、ということで、オレンジジュースと、サンドイッチと、スパークリングウォーターと、野菜チップスをもらう。朝ごはんね。
サンドイッチは温めてくれた。美味しかった。
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